ヨーロッパサッカーとJリーグのテレビ放映権の比較
ヨーロッパサッカーの2011年~2012年シーズンのクラブ総収入は1位がレアルマドリ―ドで約527億円で、5位までは250億円以上の総収入です。
日本の2013年度のJリーグクラブチームの総収入は1位が浦和レッズの約57億円で3位までは40億円以上の総収入です。総収入は主に試合収入、テレビ放映権収入、コマーシャル(CM)収入で構成されます。
ヨーロッパサッカーでも各国で収入比率には差があります。英プレミアリーグは3つとも高水準で安定した収益構造を持っています。リーガエスパニョーラは世界的人気のバルセロナ、レアルマドリードの2チームが3項目全てで世界トップ5に入っています。
ブンデスリーガはコマーシャル収入と試合収入が高比率ですが、テレビ放映権収入の比率は低いです。セリエAはテレビ放映権収入の比率が圧倒的に高く、コマーシャル収入と試合収入の比率が低めです。
Jリーグはテレビ放映権収入はJ1各チーム一律2億円ずつという報道もあり、総収入No1の浦和レッズでも比率は3.7%と低いです。Jリーグはヨーロッパのチームと比較するとテレビ放映権収入に依存していない健全な面も持ち合わせています。